その夫婦は
国境を超えて愛を誓った
戦争の傷とたたかうために・・・
Mr.Pのダンシングスシバー
戦場からの愛の手紙
シネマ100サンダンス国際賞受賞作品
2000朝日ベストテン映画祭日本映画第1位
1998サンダンス映画祭特別招待
1998シアトル国際映画祭正式招待
1998ニューヨークアフリカンアメリカンフィルムフェスティバル
監督・脚本:田代廣孝
プロデューサー:サンミン・マクレイ

出演
フランク・マクレイ/ナンシー・クワン/デボラ・クリストファーソン/サイ・リチャードソン/ロイド・キノ
【1998年/日本・アメリカ映画/カラー/1時間30分】
解説
 今や寿司はアメリカでもすっかりポピュラーだが、アメリカで始めて江戸前の寿司が食べられるようになったのは1960年代半ば。 その頃、日本は高度経済成長期。アメリカに派遣された商社員のためにロサンジェルスのリトル東京にあるホテルがロビーに開設した 小さな寿司カウンターが始まりだったという。同じ頃、アメリカは多くの青年をベトナム戦争に派遣した。 アメリカは日本へ、アジアへ、何をもたらしたであろうか。日本の基地からベトナムへ向った米軍の艦隊は、 二度と起こりはしない過去の幻なのであろうか。
「Mr.Pのダンシングスシバー」は、この時代の愛、そして平和を心の底から正直に見なおす一つの試しみである。

主役を演じるフランク・マクレイはロバート・ゼメキス、スティーブン・スピルバーグ監督作品などの常連スター。 「ユーズドカー」「1941」「ロッキー2」「ノーマレイ」等ハリウッド作品にはかかせないオールラウンドプレイヤー。
相手役には伝説のオリエンタルビューティー、ナンシー・クワン。
ほかに「カラーズ」などのベテラン俳優サイ・リチャードソン、アメリカ版「ゴジラ」のロイド・キノが脇を固めている。

監督は1992年ベルリン映画祭や新人監督の登龍門ニューヨークニューディレクターズ/ニューフィルムズで絶賛を得た、 「あふれる熱い涙」の田代廣孝。
本作は、監督ただ一人がアメリカのキャスト、スタッフに飛びこんで実現させた新しい形態の国際合作映画となった。

Story
 1995年ロサンジェルス。ベトナム戦争が終結して20年。ベトナム帰還兵のブルース(フランク・マクレイ)は、 黒人ながら日本人の経営する寿司屋の看板シェフになっていた。彼の妻、日本人女性のミツコ(ナンシー・クワン)は、 ベニスビーチのTシャツショップで働いていた。
そんなある日、ブルースは働いていた寿司屋とのいさかいから自分の店を持とうと決心する。 その店名こそ“Mr.Pのダンシングスシバー”。
当初、反対していたミツコだが、ブルースの情熱に動かされ資金繰りに奔走。 そのかいあって“Mr.Pのダンシングスシバー”は開店し、予想以上に大繁盛。
ところがブルースは、ベトナム戦争の悪夢に悩まされていた。
ベトナムに行くことがブルースを救うことだと信じるミツコだったが…。
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